乳がん検診
日本では、乳がんにかかる女性は年々増えており、30歳〜40歳 のがん死のトップになっています。また、若い年代での乳がん死亡率も年々増加しています。乳がんは誰もがかかりうる病気、決して他人ごとではありません。
当院では、NPO法人マンモグラフィ検診制度管理中央委員会の定める読影認定医と女性の撮影技術認定技師が常勤しております。 また、施設画像評価認定も取得しておりますので安心して検査を受けていただくことができます。
視触診:料金 1,100円(税込)
乳房触診で何がわかるのか?
実際に指で触ってみることにより、乳房にしこり(腫瘤)がないか、大きさ、形状、硬さ、辺縁や 表面の性状、圧痛の有無、乳頭分泌、へこみやひきつれなど、視診ではわからないさまざまな乳房 の状態を調べることができます。
マンモグラフィ(乳房X線検査):料金 5,170円(税込)
マンモグラフィ検査とは・・・
乳房の触診でしこりや皮膚のひきつれ見つかった時に、がんかどうか調べるために行なう検査です。腫瘍の有無、大きさや形、石灰化の有無がわかります。乳がんの約半数は石灰化しますが、石灰化したものは、触診では発見できない5mmくらいの小さいものでも発見できます。
婦人科健診
当センターにおける婦人科健診は子宮頸部細胞診検査と経腟超音波検査を組み合わせて行います。子宮頸がんは子宮の頸部に発生するがんで、日本における子宮頸がんの患者数はこれまで漸減傾向にありましたが、近年やや増加傾向にあります。子宮頸がんは性交時におこるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で起こることがわかってきており、若い人はかからないということではありません。また初期には自覚症状がないため、早期発見のためには検診を受けていただくことが重要です。健診で異常が見つかった場合の精密検査~治療も当院婦人科外来にて対応させていただきます。
料金:5,500円(税込み)
婦人科健診検査内容
●子宮頸部細胞診検査
専用のブラシやヘラなどで子宮頸部(子宮の入り口)を優しくこすり、採取した細胞を色素で染めて(パパニコロウ染色)顕微鏡で観察する検査です。ほとんど痛みはなく、短時間で終了します
●経腟超音波検査
経腟超音波診断装置を用い骨盤内臓器(子宮・卵巣・卵管)を観察し、子宮筋腫や卵巣腫瘍のスクリーニングを行います。子宮筋腫や卵巣腫瘍があっても自覚症状がない場合が多くあります。